保険会社が脊髄損傷の保険金の支払いを定期金賠償にしたいと・・・ 徳島県阿波市 Y・A 様

【質問】

交通事故で夫が重度の脊髄損傷となり、現在もまだ入院中です。

過失割合は0:10で、相手方は阿波市の会社員でしたが自動車保険に加入していて、保険会社と補償の交渉をしています。

 

補償の内訳を書いた計算書をもらったのですが、その中で今後の治療費などに関する補償の支払いを、定期金賠償にしたいと言ってきました。

定期金賠償という言葉は聞いたことがなく、保険会社の担当に質問したのですが「年金のように決まった額を毎年払います」と言われました。

 

定期金賠償と言うのは年金?どういったものなのでしょうか?

また、一括で受け取るよりも何か利点はあるのでしょうか?

もし、断るとしたら弁護士などを通じて、正式に手続きなどをしなければいけないのでしょうか?

 

【回答】

徳島県阿波市のY・A様、ご質問いただきありがとうございます。

 

交通事故の中でも、脊髄損傷や遷延性意識障害など、今後長期にわたり患者の看護を必要とします。

そのため、「今後どれだけ治療費や介護費用が掛かるかわからない」といった不安があることがあります。

 

定期金賠償は、脊髄損傷となられた患者が存命中は、毎年(毎月など)定期的に決まった損害賠償金を支払う方法を言います。

 

例えばですが、分かりやすくいうと、平均余命が20年の患者で年300万円の試算となれば、「毎年300万円」か「一括でライプニッツ係数の12.462をかけた3738万円」がどちらがいいかと言う事になります。

 

一見すると、毎年300万円の方がいいと思うかもしれませんが、12年以内に脊髄損傷患者が亡くなってしまうと、総額的には少なくなります。

また、保険会社から支払われると言っても、長期的には倒産して支払われなくなる危険性もあるので、一長一短があります。

 

また、被害者側が一括を望んでいても、「定期金賠償が適正である」と裁判所が判断してしまうと、弁護士でも覆しづらいと言う事があります。

徳島県阿波市のY・A様も保険会社との交渉の段階で弁護士に依頼をして、補償金の試算や受け取り方などを検討した方が良いでしょう。

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