脊髄損傷で身体障害1級の認定。医療費減額後の治療費も減額される? 愛媛県大洲市 H・M様

【質問】

夫が大洲市内の県道で追突事故に遭い、首から下の完全麻痺の脊髄損傷を負いました。

大洲市内の病院を転院しながら脊髄損傷の治療をしていますが、2件目の病院で身体障害者認定を受けることを勧められました。

 

先月に脊髄損傷により身体障害者1級の認定を受けたのですが、病院から「大洲市では身体障害者1級・2級の方は、医療費の軽減があるので手続きをしてください」と言われました。

手続きのために大洲市の役所に出向き手続きをしたところ、通常よりも大幅な軽減が受けられることになりました。

 

現在の治療費は保険会社が直接病院に支払っているため負担はありませんが、示談した後は自己負担だと聞いています。

そのため、医療費の軽減があるのは喜ばしいのですが、保険会社から支給される将来的な治療費も減額されるのでしょうか?

 

【回答】

愛媛県大洲市のH・M様、ご質問いただきありがとうございます。

 

多くの自治体では脊髄損傷患者などの身体障害者に対して、医療費の免除や軽減措置を行っています。

H・M様がお住まいの大洲市では医療費の軽減があるようですが、医療費の軽減措置がない自治体もあります。

 

医療費が無料なので保険会社が治療費を払わなかったり、医療費の軽減があるので軽減された金額で支払うと思われるかもしれませんが、実際にはそうではありません。

なぜならば、医療費の減免・軽減は自治体が独自に行っているものですので、引っ越しによりそのような制度がないところに行く可能性や、収入により制限がある場合には同居人の収入の増加により、医療費の軽減が受けられなくなるかもしれないからです。

また、自治体の財政悪化などにより、制度自体がなくなる可能性もあるからです。

 

弁護士が交通事故による将来的な治療費を計算する場合にも、自治体による医療費の減免・軽減を考慮することはありません。

もし、保険会社が「身体障害者の認定を受けられたので、医療費は少なくて済みますよね?」と言ってくるようであれば、弁護士を通じて再計算をしてもらうように働きかけてもらうと良いでしょう。

 

しかし、将来的な医療費の計算は専門家でないと難しいこともありますので、弁護士に依頼をした方が良いでしょう。

ページの先頭へ

全国交通事故弁護団への電話相談について

この脊髄損傷専門サイトは,弁護士43名の全国交通事故弁護団により運営されています。

交通事故による脊髄損傷について,お悩みの方は,弁護団の担当弁護士に直接相談することもできます。

ぜひ、下記の都道府県別の地名をクリックして地方別の担当弁護士に御連絡ください。

全国交通事故弁護団の弁護士紹介ページがひらきます。

全国11拠点弁護士43名

担当地域一覧表
 
※都道府県別の地名をクリックすると地域担当の弁護士ページが開きます。

●東北  青森   岩手   宮城   秋田   山形   福島

 ●北関東  茨城    栃木 群馬 

 ●南関東  埼玉   東京   神奈川    千葉(成田)  千葉(柏)

 ●北陸  富山 石川 福井

 ●東海  愛知    岐阜 静岡 三重

 ●関西  大阪 京都 兵庫 滋賀    奈良  和歌山  鳥取

 ●中国・四国    岡山    山口    香川   愛媛   徳島    高知 

 ●九州  福岡    佐賀    長崎    大分    熊本  宮崎    鹿児島