シートベルトをしておらず交通事故で脊髄損傷に。過失相殺されますか? 高知県宿毛市 T・K様

【質問】

宿毛市内の交差点で、自動車同士の衝突事故を起こしました。

交通事故を起こした時はシートベルトをしておらず、エアバッグが作動しました。

救急搬送された宿毛市内の病院で、腰椎内の不完全脊椎損傷と診断され、今も入院をしています。

 

保険会社から過失割合についての話があり、今までの事例を見て3:7になるだろうと言われました。

しかし、相手方の保険会社から、「シートベルトをしていたら脊髄損傷を負わなかった可能性が高い」と、過失割合の増加を言ってきました。

 

シートベルトをしていなかったことに関しては、シートベルト着用義務違反で警察の処罰には従っています。

それなのに警察でもない保険会社から、シートベルトの件で過失相殺を言ってくることに納得がいきません。

 

弁護士を雇って対抗すれば、シートベルト未着用の過失相殺を取り消すことができるのでしょうか?

 

【回答】

高知県宿毛市のT・K様、ご質問いただきありがとうございます。

 

過失割合は、しばしば弁護士の間でも議論される問題で、一定の基準があるものの裁判所の判断が分かれる時があります。

 

宿毛市のT・K様の場合、交通事故自体の過失割合は3:7との事ですが、交通事故で負った脊髄損傷に関してはT・K様がシートベルトをしていなかったことが原因の一つであるため、その分の過失相殺を保険会社が主張しているのだと思います。

 

法的に、シートベルトは自動車に搭乗した全席で着用義務があります。

つまり、シートベルトをしていないと言う事は自動車を運転する上での義務を怠ったと言う事ですので、過失相殺の対象となりえます。

 

判例で見ると、後部座席のシートベルトの未着用などは過失相殺を認めなかったものもありますが、運転手自体のシートベルトの未着用に関しては5~20%の過失相殺がされたものが多いです。

T・K様のケースでは、脊髄損傷の保障に関してだけは、3.5~5の過失割合になると思われます。

 

とはいえ、事故の状況などにより過失相殺がされない可能性もあるため、一度弁護士に相談されることをお勧めします。

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