交通事故で脊髄損傷となり婚約破棄に。加害者に慰謝料請求できますか? 岡山県高梁市 B・S様

【質問】

娘が高梁市内の会社にマイカーで通勤途中に、追突事故に巻き込まれました。

追突事故の衝撃は激しく、脊髄損傷で下半身麻痺となり、一生車いすが必要と医師から言われました。

 

娘は来年に高梁市内の結婚式場で結婚式を挙げる予定でしたが、今回の交通事故のため白紙となってしまいました。

また娘が脊髄損傷となったことで、婚約者から婚約破棄を申し出てきました。

 

娘は脊髄損傷になった上に、今回の婚約破棄にかなりショックを受けており、交通事故の加害者への怒りが抑えられません。

加害者に対して娘が婚約破棄になったことの慰謝料を増額して請求することは可能でしょうか?

 

また、娘の元婚約者に対して婚約破棄の慰謝料を請求できるのでしょうか?

 

【回答】

岡山県高梁市のB・S様、ご質問いただきありがとうございます。

 

ご結婚を控えたご息女が、交通事故により状況が一変してしまったことは、さぞ悔しいかと思います。

 

まず、元婚約者に対しての慰謝料に関しては、請求は難しいと思われます。

裁判所が認めている婚約破棄の正当な理由のなかには、「交通事故等により身体に重大な損傷を負った場合」と言うものがあるためです。

B・S様の場合、一生車いすの生活と医師からの診断があるため、日常生活に関しても障害があると考えられるからです。

 

そのため、交通事故の加害者に脊髄損傷の慰謝料に加えて、婚約破棄となったことの慰謝料を上乗せ請求することは可能です。

婚約破棄となった理由が、交通事故による脊髄損傷であることは明らかであるため、加害者に請求をすることができます。

 

しかし、婚約者との交際期間・結婚準備がどこまで進んでいたか・結婚式場のキャンセル料などの損害が発生していたかなどにより、慰謝料が変わるほか、損害賠償請求も発生する可能性もあります。

反対に婚約して日が浅い場合には、弁護士が介入しても慰謝料が認められないケースもあります。

 

まずは弁護士に慰謝料の算出をしてもらい、保険金の請求も併せて弁護士に依頼すると良いと思います。

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