交通事故で持病の脊髄損傷が悪化。保険金はどうなりますか? 愛媛県四万十市 J・O様

【質問】

1週間前に、四万十市内の交差点で衝突事故を起こしました。

 

私は学生時代にしていたラグビーが原因で頸部に不完全脊椎損傷がありましたが、事故前はやや左手があげづらいくらいの障害で、日常生活に支障はほぼありませんでした。

しかし、交通事故で脊髄損傷が悪化したのか、首や肩が痛いだけでなく、左手が前よりも上にあがらなくなってしまいました。

 

交通事故で運ばれた四万十市の病院の医師には、以前に脊髄損傷を負ったことを言っていないのですが、言った方が良いのでしょうか?

また、持病の脊髄損傷が悪化した分の保険金は支払われるのでしょうか?

 

【回答】

愛媛県四万十市のJ・O様、ご質問いただきありがとうございます。

 

交通事故により持病が悪化した場合には、もともとの持病の分を差し引いた計算になります。

もし、以前に交通事故で後遺障害等級14級を受けており、別の事故で10級の認定を受けた場合、14級と10級の差額分の保険金の支払いになります。

 

四万十市のJ・O様のケースでは、以前にラグビーで脊椎損傷を負われていたと言う事ですので、事故により悪化したという医学的な見解が難しいと言えます。

脊髄損傷でCTなどの画像所見がある場合には、後遺障害等級12級相当であるのですが、J・O様の場合は以前から12等級の状態ですので、それ以上の症状が認められなければいけないため、弁護士でも見解が分かれるところだと思います。

 

一番良いのは、以前の脊髄損傷の診断をした病院に転院して、以前からの脊髄損傷と事故による悪化を合わせて診断してもらう事です。

悪化に関しての所見に関しては弁護士ではなく医師が下すものなので、医師とよく相談をする必要があります。

仮に脊髄損傷のことを黙って、12等級相当の保険金を受け取った場合には、保険金詐欺となります。

 

また、ただ単に「以前の脊髄損傷が悪くなった」と思っていても、別の個所に脊髄損傷を負っていたり、他に障害負っていたりすることもありますので、精密検査を受けた方が良いかもしれません。

 

しかし、こういったケースでは保険会社が後遺症の悪化分をなかなか認めたがらないため、弁護士に保険会社との交渉を任せた方が良いかもしれません。

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