交通事故が原因の脊髄損傷でEDに。損害賠償請求はできますか? 岡山県新見市 U・S様

【質問】

新見市内の県道を走行中に、脇道から飛び出てきた自動車に追突されました。

シートベルトをしていたものの、骨盤の骨折と脊髄損傷を負い、新見市内の救急病院に緊急搬送されました。

 

その後、骨折の方は完治し、脊髄損傷の後遺症も少し排尿障害が出たくらいで、1カ月ほどで退院しました。

しかし、EDの症状が出たため、交通事故後も通院していた病院で、詳しく検査してもらったところ、脊髄損傷が原因のEDであると診断が下りました。

 

現在、週一で通院しており、加害者側の保険会社とは示談交渉をまだしていませんが、通常の示談金にプラスしてEDとなったことへの損害賠償請求をすることはできるのでしょうか?

 

【回答】

岡山県新見市のU・S様、ご質問いただきありがとうございます。

 

男性の勃起反射及び射精反射は脳ではなく、脊髄内で行われます。

そのため、脊髄損傷となられた男性の中には、ED(勃起障害)が後遺症として残るケースがあります。

 

EDに対する裁判所の判例を見ると、損害賠償としての増額ではなく、精神的な慰謝料として増額されることが多いです。

しかし、一個人で保険会社と交渉をしても認められることは少ないため、弁護士による交渉や裁判によって認められることがほとんどです。

 

ほとんどの場合で、保険会社から提示される保険金の金額は低額に抑えられているため、EDの分を除いても弁護士から交渉してもらう方が、全体的な保険金が上がる可能性が高いため、弁護士に相談をしてみる方が良いでしょう。

 

しかし、交通事故でEDとの診断書があったとしても、無条件に裁判所も心理的な慰謝料を認めるものではありません。

脊髄損傷となった被害者が未婚であったり、結婚をしていても子供がおらず将来的に子供を希望していたりする場合には、EDであることは不妊に繋がる大きな後遺症となります。

ですが、脊髄損傷患者の子供がすでにいて成人しているような場合には、裁判所も認めないケースもあります。

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