交通事故の脊椎骨折で脊髄損傷に。保険金は支払われる? 高知県香南市 A・S様

【質問】

香南市内の交差点で自動車にはねられ、救急車で病院に運ばれたのですが、背骨の骨が折れていたためそのまま入院となりました。

当初、入院した香南市の病院では「脊椎骨折なので、全治2カ月」と言われていました。

 

しかし、1カ月ほどして骨折もある程度回復してきたので、本格的なリハビリに取り掛かろうとしたところ、ひざから下がうまく動きませんでした。

改めて精密検査をしたところ、骨折した脊椎部分の脊髄に損傷が認められました。

医師からは、「骨折した骨が脊髄に当たって傷がついた」と言われました。

 

事故直後には脊髄損傷ではなかったのに、交通事故の骨折が原因で脊髄損傷となった場合でも、保険金が支払われるのでしょうか?

 

【回答】

高知県香南市のA・S様、ご質問いただきありがとうございます。

 

弁護士事務所に寄せられる相談の中にも「交通事故直後の診断では分からなかった後遺症が2カ月後に発見されたが、保険会社が交通事故との因果関係を認めない」というものがあります。

 

交通事故の被害者からすればとんでもない話のように思えますが、弁護士の法的な見解からすると致し方がない理由もあります。

 

交通事故直後から脊髄損傷ではないかとの疑いがあり、検査や治療を重ねて数カ月後にやっと判明したという場合は、交通事故が原因であると認められる可能性が高いです。

 

しかし、交通事故から数カ月経って「脊髄損傷の症状が出た」といっても、交通事故後に転んだり、自宅の階段から落ちたりなど、交通事故とは無関係な原因によるものと考えられてしまいます。

 

香南市のA・S様のケースでは、医師から「骨折した骨が脊髄に当たって傷がついた」との所見がなされ、交通事故直後から入院をして治療に専念されていたとのことですので、交通事故との因果関係の証明は十分できると考えられます。

 

医師の診断書を添えて保険会社に請求すれば、通常ならば保険金が支払われる事案ですが、保険会社によっては支払いを渋る可能性もあります。

そのような場合には、弁護士を通して反証をすると良いと思います。

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