業務時間外の社有車との交通事故で脊髄損傷に…会社に請求はできる? 香川県さぬき市 A・R様

【質問】

1カ月前の深夜にさぬき市内の県道で、脊髄損傷を負う交通事故に遭いました。

加害者の自動車のボディにさぬき市内の会社の名前が書いてあったため、会社所有の車のようでした。

 

交通事故による脊髄損傷の怪我は入院が必要なほど大きなものであったため、すぐに加害者に連絡をして治療費を支払うように言いました。

 

しかし、加害者は会社に無断で勤務時間外に社有車を使っており、会社から「保険を使わせない。被害者には自分で弁償すること」と言われたそうで、お金がないと言われました。

 

被害者の私からすれば、加害者の経済状況や所有者の事情は関係がないため、ちゃんと治療費などを支払ってもらいたいと思っています。

もし治療費の支払いを加害者や自動車の所有者の会社が拒否した場合、弁護士を雇って請求すれば支払ってくれるのでしょうか?

 

【回答】

香川県さぬき市のA・R様、ご質問いただきありがとうございます。

 

交通事故の加害者である運転手と自動車の所有者が異なることがしばしばあるのですが、多くの場合で自動車の所有者にも運行供用者責任が問われることが多いです。

 

香川県さぬき市のA・R様の場合には、加害者の会社による自動車の管理が問われることになります。

会社が時間外の社有車の使用を禁止していても、社有車のカギを従業員に持たせっぱなしにしていたり、容易にカギが持ち出せる状態であれば、会社が十分に社有車を管理していたとは言えません。

 

もし、このような場合には、会社に対して脊髄損傷の治療費等の請求をすることができます。

判例でも、会社に対して運行供用者責任を認めるものも多くあるため、交渉の余地はあると言えます。

運行供用者責任が認められた場合、会社が加入している自動車保険を使用できるため、その事も含めてまずは加害者に伝えてみた方が良いでしょう。

 

ですが、加害者の発言から推測すると、会社側が脊髄損傷の損害賠償請求に応じる可能性が低いと考えられるため、弁護士に相談の上、弁護士から加害者の会社に請求をされることをお勧めします。

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