脊髄損傷で一生車いすが必要に…将来の車いす購入費用は請求できる? 岡山県岡山市 S・E様

【質問】

岡山市内の県道で交通事故に遭い、脊髄損傷で一生車いすの生活となりました。

現在は病院を退院して自宅療養中ですが、現在使っている車いすはレンタルの物です。

 

車いすは一生使わなければならないので、自分の脊髄損傷の症状に合った車いすを購入しようと思っています。

私が希望する車いすはセミオーダーの品になり安くても20万円ほどで、カスタムオプションをつけるとかなりの高額となってしまいます。

 

そのため車いすの購入をためらっており、加害者の保険会社に車いす代を払ってもらいたいと思っています。

また、車いすの事を調べていて、車いすにも耐用年数があり、6年ごとに車いすを買い替えないといけないことがわかりました。

この車いすの買い替え費用も、あわせて請求をすることができるのでしょうか?

 

【回答】

岡山県岡山市のS・E様、ご質問ありがとうございます。

 

交通事故で脊髄損傷となり、その後遺症で車いすが必要となった場合には、加害者に対して車いす代を請求することができます。

請求できるのは今現在使用する車いすだけでなく、将来購入予定の車いす代も請求対象になります。

 

そのため、平均余命(交通事故当時の年齢から算出される残りの寿命)が40年ならば1年目・7年目…と購入する必要があるため、7回分の購入代を請求できることになります。

ただし、20万円の車いすを購入する予定だからといって、140万円が車いす代として請求できるわけではありません。

将来的な費用をまとめて一括払いする場合には、複利計算で資産が増えていくと試算され、7回目の購入時に増えた利息もいれて合計140万円になるように調整されます。

 

これらの話は弁護士が示談交渉した時の話で、将来的に必要な購入費用の話が出なかったり、ひどい時には現在必要な車いすの費用まで、脊髄損傷患者側から言わなければ払い渋ることもあります。

 

そういったこともありますので、示談金の計算を弁護士にしてもらい、示談交渉も弁護士にしてもらうのがベストだと言えます。

ページの先頭へ

全国交通事故弁護団への電話相談について

この脊髄損傷専門サイトは,弁護士43名の全国交通事故弁護団により運営されています。

交通事故による脊髄損傷について,お悩みの方は,弁護団の担当弁護士に直接相談することもできます。

ぜひ、下記の都道府県別の地名をクリックして地方別の担当弁護士に御連絡ください。

全国交通事故弁護団の弁護士紹介ページがひらきます。

全国11拠点弁護士43名

担当地域一覧表
 
※都道府県別の地名をクリックすると地域担当の弁護士ページが開きます。

●東北  青森   岩手   宮城   秋田   山形   福島

 ●北関東  茨城    栃木 群馬 

 ●南関東  埼玉   東京   神奈川    千葉(成田)  千葉(柏)

 ●北陸  富山 石川 福井

 ●東海  愛知    岐阜 静岡 三重

 ●関西  大阪 京都 兵庫 滋賀    奈良  和歌山  鳥取

 ●中国・四国    岡山    山口    香川   愛媛   徳島    高知 

 ●九州  福岡    佐賀    長崎    大分    熊本  宮崎    鹿児島