脊髄損傷で長年の趣味を断念…加害者に慰謝料請求できますか? 香川県高松市 K・T様

【質問】

1年前、交通事故に遭い脊髄損傷を負いました。

交通事故のあと、高松市内の病院に入院・通院でリハビリをして、やっと杖なしで歩けるようになりました。

 

私は、交通事故以前は高松市内のみならず、四国や中国地方のマラソン大会にも参加するほどのマラソン好きだったのですが、脊髄損傷の後遺症で走ることは絶望的と言われています。

長年続けてきたライフワークとも言えるマラソンが出来なくなったので、一時期は立ち直れないほどに落ち込みました。

 

そのため、加害者側の保険会社にマラソンが出来なくなった慰謝料を上乗せするように交渉しましたが、取り合ってもらえず非常に悔しい思いをしています。

弁護士に頼んで保険会社に請求すれば、マラソンが出来なくなったことに対する慰謝料をもらうことはできるのでしょうか?

 

【回答】

香川県高松市のK・T様、ご質問いただきありがとうございます。

 

交通事故における慰謝料を大きく分けると、「入院慰謝料」「通院慰謝料」「死亡慰謝料」「後遺障害慰謝料」の4つがあります。

それぞれ、「入院したことに対する慰謝料」「通院したことに対する慰謝料」「死亡したことに対する慰謝料」「後遺障害が残ったことに対する慰謝料」になります。

 

今回のケースでは、「脊髄損傷の後遺障害により趣味であったマラソンが出来なくなったことに対する慰謝料」を望んでおられるとのことですが、弁護士としては慰謝料請求は難しい、もしくは認められても少額であると予想されるため、お勧めできません。

 

脊髄損傷など、身体の後遺症に関しては後遺障害慰謝料に含まれるとされ、精神的な慰謝料に関しては日本の裁判所では認められにくい傾向があるからです。

また、脊髄損傷の後遺障害等級によっては、後遺障害慰謝料が認められない、もしくは極めて低額となる場合もありますので、事前に弁護士に相談をした方が良いです。

 

とはいえ、保険会社から提示される示談金額は低額であるのが常ですので、弁護士に相談の上、精神的な慰謝料を含めて全体的な示談金の計算をし直して、保険会社と交渉する方が良いと言えます。

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