症状固定後に脊髄損傷が悪化した場合、診断をし直してもらえる? 高知県須崎市 N・K様

【質問】

1年半前の交通事故で脊髄損傷を負い、入院・通院を重ねて2週間前に症状固定の診断書を医師に書いてもらいました。

 

症状固定をしてもらった直後から脊髄損傷による麻痺の度合いが強くなり、交通事故の時から入通院している須崎市内の病院に行ったところ、交通事故で脊椎が骨折していたところの接合がうまくいかず、突起部分のようなものが出来ており、それが脊髄を圧迫しているとのことでした。

 

医師に以前した症状固定の診断書を取り消して、治療の再開をお願いしたのですが、症状固定の診断書を提出した保険会社から治療費の支払い許可が出ません。

 

医師の診断では、交通事故による骨折が起因する脊髄損傷の悪化なので、保険会社に治療費を支払ってほしいのですが、症状固定の診断書を盾に認めてくれません。

今回の治療には脊椎を削る手術が必要となり治療費も高額となるため、弁護士を雇ってでも治療費を認めてもらおうかと思っています。

 

実際問題、保険会社に症状固定後の診断を覆して認めさせることはできるのでしょうか?

 

【回答】

高知県須崎市のN・K様、ご質問いただきありがとうございます。

 

症状固定とは「これ以上の治療を続けても、回復しない」ということで、脊髄損傷の場合は治療を続けていても現状維持の状態が数週間から数カ月続いた時点でなされます。

高知県須崎市のN・K様が治療されていた、須崎市にある病院の医師が脊髄損傷の症状経過を観察の上、症状固定されたのであれば、症状固定自体は間違ってはいなかったと思われます。

 

しかし、まれに症状固定後や示談後に、交通事故の後遺症が劇的に悪化し、加害者や保険会社側と問題となるケースがあります。

裁判所も加齢や時間経過による悪化であれば、症状固定時の判断を覆すことはありませんが、「症状固定や示談時に予想が出来ないほどの劇的な悪化」に対しては、その判断を覆して治療費などの支払いを命じることがあります。

 

弁護士としての見解では、保険会社は症状固定の診断書を理由として、治療費の支払いに応じる可能性は非常に低いと言えます。

そのため、弁護士に依頼して現在の脊髄損傷の症状を確認の上、弁護士から保険会社に治療費を請求してもらうのが、一番効果的であると思われます。

ページの先頭へ

全国交通事故弁護団への電話相談について

この脊髄損傷専門サイトは,弁護士43名の全国交通事故弁護団により運営されています。

交通事故による脊髄損傷について,お悩みの方は,弁護団の担当弁護士に直接相談することもできます。

ぜひ、下記の都道府県別の地名をクリックして地方別の担当弁護士に御連絡ください。

全国交通事故弁護団の弁護士紹介ページがひらきます。

全国11拠点弁護士43名

担当地域一覧表
 
※都道府県別の地名をクリックすると地域担当の弁護士ページが開きます。

●東北  青森   岩手   宮城   秋田   山形   福島

 ●北関東  茨城    栃木 群馬 

 ●南関東  埼玉   東京   神奈川    千葉(成田)  千葉(柏)

 ●北陸  富山 石川 福井

 ●東海  愛知    岐阜 静岡 三重

 ●関西  大阪 京都 兵庫 滋賀    奈良  和歌山  鳥取

 ●中国・四国    岡山    山口    香川   愛媛   徳島    高知 

 ●九州  福岡    佐賀    長崎    大分    熊本  宮崎    鹿児島