脊髄損傷の後遺症で昇進不可となった際に請求はできる? 徳島県三好市 K・Y様

【質問】

数ヶ月前に徳島県三好市での交通事故で脊髄損傷となりました。

相手が自動車で私は歩行者のため過失はありません。

下半身をまともに動かすことができず、当然仕事は休んでいます。

今回お聞きしたい部分なのですが、昇進されるはずだった場合の給与面の請求です。

 

私はちょうど交通事故前に、徳島県三好市から離れた仕事場のプロジェクトの責任者に任命されていました。

現在は同僚が代行してすすめてくれています。

私にこのプロジェクトのお話をくれた上司から、成功すれば昇進になるという話を聞かされていました。

昇進となれば当然給料は上がります。

なので、責任者となる前から下準備もかなり行い、絶対に成功させるという意気込みで取り組んでいました。

残業も上司に許可をとり、帰宅時間も今までよりも数時間遅くなっていたのです。

ですが交通事故による休職で当然、昇進はなくなりました。

そもそも、今後仕事に復帰できるのかもまだわかりません。

 

脊髄損傷等の交通事故についての損害賠償とは、今後仕事ができなくなった場合、本来得られるべき金額を算出すると聞いています。

ここに、交通事故により昇給できなかったという部分を乗せて請求することは可能でしょうか?

 

【回答】

徳島県三好市のK・Y様、ご質問いただきありがとうございます。

今回の交通事故で脊髄損傷となり、下半身を動かすこともできない状態とのこと、御見舞申し上げます。

ご質問いただいた件の回答ですが、必ずというわけではございませんが損害賠償として請求を乗せられる可能性はあります。

 

損害賠償の中での、休業するため得られない給料の金額分は逸失利益と呼ばれます。

交通事故に遭っても給料が下がらなかった場合、逸失利益は請求できないこともあるのですが、判例では2つの理由で請求が認めれる傾向があります。

 

1つは、その被害者本人が後遺障害を抱えながらも努力をしているために給料が下がっていないことです。

もう1つは後遺障害があることで、昇進や転職が難しくなってしまう場合です。

 

業種によっても昇進分が認められるかどうかの傾向が異なり、公務員は難しい場合が多いです。

徳島県三好市のK・Y様の場合、裁判にて「昇進に関係する仕事をしていた、する予定であった」という点を争点とすることが可能です。

証拠があった方がその可能性は高まりますので、弁護士に相談して裁判を起こすのがよいと考えられます。

弁護士にも得手不得手の案件がありますので、できれば交通事故に強い、特に脊髄損傷に関しての裁判の経験が豊富な弁護士に依頼するのが良いでしょう。

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