脊髄損傷のためにつけた家庭教師代は請求できますか? 愛媛県松前町 Y・O様

【質問】

愛媛県松前町のY・Oと申します。

去年に中学生の息子が交通事故に遭いました。

息子は自転車、相手は自動車で、こちらの過失は何もありません。

脊髄損傷による後遺症があり、学校を休みがちになっています。

もちろん親としては息子の治療が優先です。

学校側も休みが多くても、事情を知ってくれているので理解していただけている状態です。

 

ですが、やはり学校は学ぶべき場所であり、休むことでだんだんと授業についていくことができなくなっています。

来年は高校受験もありますので、息子と相談して愛媛県松前町に来ていただける家庭教師をつけて勉強を進めることにしました。

 

この家庭教師というのはそれなりにお金がかかるものですが、もちろん息子のためなので金銭の出費は気にしていません。

ただ、そもそも息子が脊髄損傷したのは加害者の過失による交通事故のせいです。

この家庭教師の費用を加害者に請求することは可能でしょうか?

 

【回答】

愛媛県松前町のY・O様、ご質問いただきありがとうございます。

この度は大切なご子息様が事故により脊髄損傷となったとのことでご心痛と存じます。

 

今回頂いた質問の回答ですが、まず交通事故による脊髄損傷で後遺症が発生した場合に学業を追いつかせるための費用というのは請求内容として認められます。

 

ただ、愛媛県松前町のY・O様の場合、ひとつ心配な点がございます。

交通事故に遭われたのは去年ということですが、すでに示談は成立していますでしょうか?

もし示談を成立させているのであれば、追加で請求することは難しいです。

示談というのは、お互いに話し合って解決することを意味しますので、示談成立後にやはり納得がいかない、と覆すことが難しいためです。

 

ただ、示談成立後の場合でも例外はあります。

例えば、示談成立の時期には見られなかった後遺症のため、塾や家庭教師が必要になったという場合です。

示談した際には予測できなかった後遺症が発見された場合は、すでに成立していても損害賠償を請求出来ることはあります。

ただ、思っていたより病院に行かなければいけなくなったという程度では難しく、また認められる場合でも病院で再度診断書等をもらう必要性も出てきますので、時期が経つほど難しくなります。

すでに示談成立している場合、これらのことを認識のうえ相談してみるのは問題ありません。

 

示談や症状固定がまだ行われていないのであれば、愛媛県松前町のY・O様のケースですと、早めに弁護士に相談されることをお勧めします。

保険会社との示談ではこのような家庭教師の費用などが計算されていなかったり、そもそも弁護士に比べ損害賠償の基準金額が低いためです。

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