脊髄損傷で自宅を改装したいが、改装費用は請求できる? 香川県三豊市 N・Z様

【質問】

去年、香川県三豊市内の交差点で交通事故に遭い、脊髄損傷になりました。

脊髄損傷の後遺症で足に麻痺があるため歩行がかなり困難で、杖で歩行しようとすると足があまりあがらず、小さな段差でもつまづいてしまうため、外出時には車いすを使っています。

家の中では何とか歩いて移動していますが、数m先のトイレへ行くのにも5分以上かかるため、家の中でも車いすを使おうかと思っています。

 

しかし、自宅は古い一軒家で車いすでの生活に向かず、もし本格的に改装するのならば玄関やトイレ・風呂・キッチンとほとんどの場所を改装しなければいけません。

脊髄損傷で車いす仕様の改装となると普通の改装よりも高額でしょうし、しかも改装個所が多いためいくらになるかも見当がつかず、費用の工面が付きません。

 

交通事故の加害者とはまだ示談しておらず、相手の保険会社と話をしているのですが、保険会社に改装費用を請求できないでしょうか?

 

【回答】

香川県三豊市のN・Z様、ご質問ありがとうございます。

 

交通事故による脊髄損傷の後遺障害により、自宅の改装が必要となった場合には、加害者側に改装費用を請求することができます。

 

しかし、無条件ですべての改装が認められるのではなく、必要不可欠かつ標準的な価格のものになります。

例えば、「どうせ改装費用を出してもらえるのならば、有名ヨーロッパメーカーの最高級のキッチンにしよう。」とか、「念のためにホームエレベーターもつけてもらおう。」というのは認められません。

 

さらに、香川県三豊市のN・Z様の場合に問題となるのが、ゆっくりではありますが歩行が可能であるという点です。

保険会社側からすれば、「歩行は可能であるため、車いす仕様の改装は認められない。」と主張してくると思います。

 

そのため、香川県三豊市のN・Z様のケースでは、医師の診断が重要となってきます。

医師が「歩行はできるが、日常生活に大きく支障をきたしており、車いすで生活する方が望ましい。」と診断すれば認められる可能性はあがります。

それでも、「玄関とトイレの改装は認めるが、風呂とキッチンは立てるために認められない。」などの主張を、保険会社がしてくる可能性が高いため、交通事故の示談交渉に強い弁護士に相談されることをお勧めします。

 

交通事故の示談交渉に強い弁護士ならば、請求できる改装の内容についても精通しているので、香川県三豊市のN・Z様の希望を聞いて、請求できる範囲の改装費用を保険会社に請求しますので、個人で示談交渉をするよりも大幅に認められる可能性が高いです。

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