脊髄損傷で歩行がつらい場合の車いすの購入費は? 高知県安芸市 M・J様

【質問】

高知県安芸市の横断歩道で、左折の車に巻き込まれて脊髄損傷を負ってから1年が経ちます。

 

運び込まれた救急病院で脊髄損傷が見つかり、両足に麻痺が出ました。

体の傷が癒えてからリハビリに励んではいるのですが、以前のように普通に歩くことは出来ず、歩行器を使ってすり足で歩くのがやっとの状態です。

そのため、歩くとかなり体力を消耗してしまい、普段は車いすを使うことの方が多いです。

 

医師からは車いすを使わずになるべく歩くようにとは言われていますが、リハビリの効果もあまりあがらず、先日医師から症状固定の診断書を発行してもらいました。

 

それと合わせて相手の保険会社との示談交渉もし始めたのですが、いろいろと悩むことが多い中で、車いすの事も不安に思っています。

脊髄損傷を負った私にとって車いすはなくてはならないものになっていますが、医師の見解からすれば歩行器があれば歩行できるとされていますので、車いすの購入費を請求しても拒否されるのではないかと思っています。

 

この場合、請求しない方が良いのでしょうか?

それとも歩行器の購入費用を請求して、車いすとの差額は自己負担とする方が良いのでしょうか?

 

【回答】

高知県安芸市のM・J様、ご質問ありがとうございます。

 

交通事故による脊髄損傷で歩行補助用具が必要となった場合、加害者側に請求することができます。

歩行器があれば歩行できるという点がネックになって、車いすの購入費用の請求を戸惑われているようですが、担当医師に「歩行器による歩行は可能であるが、長時間の歩行には耐えられないため日常生活は車いすを要する」と診断書を書いてもらえば、問題はないと思われます。

 

また、付け加えるのならば車いすの耐久年数は6年とされているため、平均余命まで6年毎に買い替える将来的な費用も請求をすることができます。

そのため、車いすの購入費用が5万円かかるとして、平均余命から8回買い替えの必要があるのならば、総額40万円を請求することができます。

 

このように車いすひとつをとっても、示談が初めての人にとっては分かりにくいものが多くあるため、本来ならば請求できたものを請求してなかったり、金額も低い金額でしか請求してなかったりすることが多いので、弁護士に相談をして示談内容を精査してもらい、請求できるものに関してはあますことなく請求するとよいでしょう。

 

費用の面が気になる場合には、示談内容の精査を無料で行っている弁護士事務所もあるので、費用と相談の上で依頼されるとよいと思います。

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