将来、脊髄損傷の後遺障害が出た場合には? 高知県土佐市 A・E様

【質問】

1か月ほど前に交通事故で、脊髄損傷を負いました。

 

事故の直後に足にしびれがあり、救急搬送された高知県土佐市内の病院で検査してもらったところ、腰の部分にわずかですが脊髄損傷が見つかりました。

 

5日間ほど入院したのですが、脊髄損傷以外は打ち身や擦り傷程度でしたので、怪我の治療はすぐに終わりました。

脊髄損傷が見つかったので、様子を見るための入院だったのですが、2日目くらいからしびれがなくなり、退院時には普通に歩けるようになりました。

 

医師の診断では、「脊髄損傷の箇所が、運動や神経伝達にかかわるところでなかったので、症状が出なかった。交通事故直後の足のしびれは、怪我などの一時的なもので後遺症は残らないでしょう。」と言われました。

 

一応、退院後も病院には1週間に1回通院していますが、医師からは通院はもういいかもと言われ、相手の保険会社からも示談を打診されています。

 

しかし、将来脊髄損傷の後遺症が出たらどうしようかと思うと不安で、示談することができません。

このような場合はどうすればいいのでしょうか?

 

【回答】

高知県土佐市のA・E様、ご質問いただきありがとうございます。

 

交通事故の後遺症がしばらくたってから出てくるということは、まれにですがあります。

頭を強く打って交通事故直後は普通に会話出来ていたのに、しばらくしてから脳内出血が原因でうまくしゃべれなくなるという様なケースです。

 

通常、交通事故のすぐあとに病院で検査を受けるため、怪我などの箇所が明らかになり治療が行われますので、事故の後は回復に向かいます。

そして、治療を続けても交通事故前の状態に治らなかった症状は、『後遺障害』として認められます

 

高知県土佐市のA・E様の場合は、脊髄損傷があるものの後遺障害が無いため、現時点では後遺障害の認定は受けられません。

そのため、この状態で示談をしてしまうと、相手方とは『交通事故による後遺障害はない』ものとして扱われます。

 

では、示談後に後遺障害が出た場合はどうなるかというと、示談時に『交通事故による後遺障害はない』としているため、『後遺症が出たように見えるが、交通事故とは別の事が原因で症状が出ている』として、補償されることはありません。

 

一度示談をしてしまうと、のちに後遺症が見つかっても、相手に認めさせるのは非常に困難となるため、弁護士に相談をして示談内容を精査してもらう方が良いでしょう。

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