脊髄損傷で引っ越しを余儀なくされた場合は? 徳島県吉野川市 O・T様

【質問】

1年半前に、徳島県吉野川市内の県道で事故に巻き込まれ、脊髄損傷を負いました。

 

半年ほど入院をして、その後は週2回通院してリハビリを続けてはいますが、脊髄損傷の後遺症で、杖なしでは歩くことができず、段差も10㎝あると乗り越えることができず階段も登れない状態です。

 

私が住んでいた家は1階が駐車場で階段を登ったところに玄関があるのですが、後遺障害のせいで階段が上り下りが出来ないため、めったに外出することができなくなりました。

どうしても外出しなければいけない時には、階段を座って1段ずつ上り下りする状態で、雨の時には外出できませんでした。

 

そのため、住宅ローンの支払い中でしたが、買った値段より大幅に低い金額で泣く泣く売却して、階段を登らず出入りできる賃貸マンションに引っ越ししました。

 

この場合、引っ越し費用や家を売って損をした分の損害賠償を請求することができるのでしょうか?

 

【回答】

徳島県吉野川市のO・T様、ご質問ありがとうございます。

 

交通事故により発生した損害は加害者側に請求できますが、交通事故を起因したものに限られ、間接的に発生した損害に対しては難しいものが多いです。

 

徳島県吉野川市のO・T様の場合、脊髄損傷の後遺症により自宅の出入りが不自由となったことにより、引っ越しを余儀なくされたので、引っ越し費用を請求できると思われます。

 

しかし、住宅ローンが残っている自宅を売却したのだが、購入した金額より安くなったため損害が生じたといった物に対しては、難しいと言えます。

売却時に購入時より自宅の資産価値が下がったのは、交通事故のせいだとは言えないため、

加害者に差額等を請求することができません。

 

自宅を売却して引っ越しを行う前ならば、リフォームをして自宅の出入りが出来るようにしたり、自宅を賃貸に出して自分自身は引っ越しにする等、様々な対応策が考えられました。

 

ですので、脊髄損傷で自宅に住み続けるのが困難となった場合には、弁護士に相談されることをお勧めします。

リフォームをして自宅に住み続ける・引っ越しをするなど様々なケースを想定して、相手方と示談できるため、より交通事故の被害者の実情にあった解決法を模索できるからです。

 

今回のケースの様に売却をしてしまってからだと、引っ越し費用の請求に留まってしまい大変不利になりますので、事前の弁護士への相談はかなり重要と言えます。

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