交通事故による脊髄損傷 体験談

回復期のリハビリでの注意点

脊髄損傷のリハビリは、回復期になると残っている筋肉の強化訓練、寝返る・起きる・坐る、着替えといった起居訓練、車椅子からベッドや床、自動車への移動訓練などが主な内容で、理学療法を中心にカリキュラムが組まれます。

収尿器や坐薬等を使用している場合は排泄動作の訓練を行います。

まひの状態によっては着衣のデザインの助言も行われます。

 

頸髄と呼ばれる首の付近の脊髄を損傷すると呼吸筋に麻痺症状が現れるケースがしばしば見られます。

脊髄損傷の症状が呼吸に及んでいる場合は、胸郭の動きを良くするためのマッサージや呼吸訓練が必要になります。

 

脊髄損傷の方の動作の状態によっては、自助具や補助のための装具を使用すると動作が改善される場合があります。

オーダー製作した自助具や補助具は、理学療法士の助言を受けて安全で効果的な使用法を覚えます。

 

脊髄損傷の慢性期には、麻痺している部分の関節を動かさないでいると、ますます可動域が狭まる痙縮(けいしゅく)が起きやすくなります

痙縮を防ぐために、ある程度の負荷をかけて可動域の訓練を行い筋肉の強化を目指します。

拘縮(こうしゅく)は、関節の可動域に制限が生じて動きが悪くなる状態ですが、痙縮は関節の動きではなく、筋肉の緊張が原因で起こる点が異なります。

 

また回復期のリハビリテーションは、「自宅での介護が可能か?」、「自宅での介護補助はどの位必要になるのか?」と言った判断を病院側がする期間になります。

反対に言えば患者家族側は、この時期の回復度合いを見て、患者に合った自宅の改装であったり、介護器具の導入を考えなければいけません。

 

そのため、患者家族の方も退院の日から逆算して、退院に間に合うように自宅の改装を終えたり、車いすやベッドなどの搬入を済ませておくことがベストと言えます。

病院側はリハビリを続けていて「これ以上の回復が難しい。」と判断すると、維持期へのリハビリテーションへ切り替えと退院の打診をしてきますが、よほどの事情がない限り入院限界日数の3カ月であることが多いです。

事故発生からの急性期の入院とは別に、リハビリテーション病院や同一病院内であればリハビリ棟に移動して、回復期のリハビリが始まってから3か月ですので、実際には最大6カ月の入院となります。

 

3か月と言うのは長いようで短い期間で、患者の回復が著しく想定していた改装や介護器具が不要となる場合や、回復が遅々として進まずリハビリテーション棟に移動してきた時とあまり状況が変わらないといったこともありますので、回復期のリハビリテーションの進行具合を見極める必要があります

 

ですが、患者家族が判断するのは難しいといえますので、患者自身を交えて医師と「どういったものを揃えればよいか?」ということを打ち合わせした方がよいです。

日用品だけでもコップやスプーン箸など、介護用品が数多く販売されていますので、その中から患者に合ったものをチョイスするのは、やはりプロである医師や理学療法士の意見を仰ぐ方が、介護する側もされる側もストレスが少なくなります

 

お困りの際は香川・高松の弁護士にご相談ください。

 

 

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