交通事故による脊髄損傷Q&A

脊髄損傷における後遺障害の等級はどうやって決まる?

香川・高松で交通事故で脊髄損傷になって後遺症が残った場合後遺障害の等級認定の基準について述べます。

脊髄損傷が原因の後遺障害は、以下の項目を基準に等級が認定されます。

 

◇麻痺の範囲(四肢麻痺、対麻痺、単麻痺)

◇麻痺の程度(高度、中等度、軽度)

◇介護の有無及び程度

 

脊髄損傷によって「神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、常に介護を要するもの」 「脊髄症状のため、生命維持に必要な身のまわり処理の動作について、常に他人の介護を要するもの」は、障害等級1級1号です。

高度の四肢麻痺または対麻痺は1級1号です。

中程度の四肢麻痺または対麻痺だが、食事・入浴・用便・更衣等について常時介護を要するケースも1級1号に該当します。

 

「神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、随時介護をするもの」「脊髄症状のため、生命維持に必要な身のまわり処理の動作について、随時介護を要するもの」は、後遺障害等級2級1号です。

中等度の四肢麻痺、食事・入浴・用便・更衣等について随時介護を要する軽度の四肢麻痺および対麻痺が2級1号に該当します。

 

このように、脊髄損傷における後遺障害の認定は、麻痺の部位と麻痺の範囲だけでなく、どのような介護を要するかも判断の基準になります。

後遺障害の申請をする際には、症状を正しく判断して後遺障害診断書を作成することが求められます。

 

後遺障害の診断時に気を付けることは?

後遺障害の診断は、素人では分かりづらいと言うことがあります。

 

「いや、脊髄損傷なのだからもっと障害が重いはずだ。」

「ひざから下だけでなく、腰から下全体に後遺障害が出ているのに…」

「今日はたまたま体調が良くて動けているが、体調の悪いときは動きが全然違う。」

と、医師の後遺障害の診断に疑問を抱く場合もあると思います。

 

交通事故により後遺障害に精通している医師であれば、症状が固定したと言っても日によって波があり、「このくらいの障害認定をしておかないと、後々介護する人が大変。」というさじ加減が分かっているのですが、あまり慣れていない医師であると、診察している時点での患者の様子しか見ていないため、このような後遺障害の診断が下されてしまうことがあります。

 

もちろん、医師による経験不足である場合も否めませんが、もう一つ気を付けたいのが患者や家族に問題がある場合です。

 

特に男性や几帳面な性格の人だと、「お医者さんの前だからしっかりしなければ!」と空元気の状態となったり、逆にメンタルが弱っている場合は必要以上に症状を重くして言うことがあり、医師の診断とはかけ離れた状態だと思い込んでいるため、ギャップが生じることがあります。

また、家族が患者の症状を正しく把握しておらず、実情以上に重傷だと思い込んでいるケースもあります。

 

・後遺障害の診断に納得できない場合は?

とはいえ、本当に医者の後遺障害診断書が正しいか、疑問に感じる時があると思います。

 

まずは、ギャップを埋めるためにも介護の日記をつけている場合には医師に見せて、「こういった時にはこんな症状が出ます。」と、客観的なデータを示すことも必要です。

 

また、どうしてもと言う場合には、別の医師に後遺障害の診断をもう一度してもらうと言う方法もあります。

 

 

【合わせてお読みいただくと参考になるページ】

損傷箇所による傷病名と症状

後遺障害に対する異議申立

 

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