交通事故による脊髄損傷 体験談

後遺障害等級認定の認定基準

 

交通事故で脊椎が傷付き、脊髄損傷と診断された場合、どのように後遺障害等級の認定が行われるかについて説明いたします。

 

後遺障害等級は、医師の所見やMRIやCTなどの画像に基づいて麻痺の範囲や程度を認定します。

脊髄損傷を負った患者様を直接診察して後遺障害等級の認定を行うことはありません。

 

障害等級の際には、麻痺の範囲と程度について調べます。

障害等級における麻痺には4種類あります。

■四肢麻痺:両手足(上下肢)の麻痺

■対麻痺:両手(上肢)または両足(下肢)の麻痺

■片麻痺:左側または右側の片側の手足(上下肢)の麻痺

■単麻痺:手(上肢)または足(下肢)の1肢だけの麻痺

 

麻痺の程度は、高度・中等度・軽度の3種類に区別されます。

■高度の麻痺:障害のある上肢、または下肢の運動性や支持性がほとんど失われた状態です。

上肢における麻痺とは物を持ち上げたて移動できないような状態、下肢における高度の麻痺は、歩行や立ったままの姿勢が取れない状態です。

■中等度の麻痺:障害のある上肢または下肢の運動性や支持性がかなり失われているため、障害のある上肢または下肢の基本動作が制限される状態です。

■軽度の麻痺:障害のある上肢また下肢の運動性・支持性が多少失われているので、障害のある上肢または下肢の基本動作を上手くできない、または基本動作のスピードがかなり失われている状態です。

 

これらの他にも、後遺障害等級認定の認定基準には、

・「目が見づらくなった」「見えなくなった」「まぶたに大きく傷が残り、完全に閉じられなくなった」などの、目の障害

・「音が聞こえづらい」「音が聞こえない」「耳たぶが切断してしまった」などの、耳の障害

・「鼻が事故で欠損してしまった」「においが分からなくなってしまった」などの、鼻の障害

・「舌が回らずうまく話すことが出来ない」「味覚を感じることが出来ない」「衝突事故で歯が折れてしまった」などの、口の障害

など、多岐にわたっています。

そのため、骨髄損傷の場合は四肢の麻痺が後遺障害等級認定のメインとなりますが、そのほかの後遺障害も併せて申請をすることができます。

 

ですが、後遺障害等級認定の認定はあくまで、提出された医師の所見やMRIやCTなどの画像に基づいて認定されますので、申請した書類の良し悪しが後遺障害等級認定を大きく左右するといえます。

もちろん本人もしくは家族の方が、医師からこれらの書類をもらうとおもうのですが、弁護士からのアドバイスがあれば、「○○の部位に対する医師の所見も、追加してもらった方がよいです。」「この診断書の項目はもっと詳しく書いてもらった方が、申請しやすくなります。」など、自分では気づかなかったものやスムーズに申請するための書き方などが教えてもらえるため、後々有利となることが多くあります。

 

以前に別の事故で後遺症があったところに、事故に遭いさらに後遺症が重くなった場合には、「加重障害」が適用されます。

つまり、前の障害から追加して重症化した分だけを障害として認定してもらう方法で、保険金の算出の際にも、今の障害で支払われる金額から前の障害で支払われた保険金を差し引いた金額とされます。

 

お困りの際は香川・高松の弁護士にお気軽にご相談ください。

 

 

【合わせてお読みいただくと参考になるページ】

後遺障害の認定基準とはどのようなものか?

損傷箇所による傷病名と症状

 

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